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 お久しぶりです。湊本宵です。

 文学フリマ札幌で『水底の月』を頒布してから、ほとんどSNS等を更新できていませんでしたが、元気です!

 ここでお見せすることはできないのですが、別名義で短編をふたつほど書いて過ごしていました。



 じつは、ここ数ヶ月、思い悩んでいました。

 詳しくはお話しできないのでざっくりお伝えいたしますと、(仮とはいえ自分を『秀才』と呼ぶのは大変おこがましいと自覚していますが、)しばしばSNSで話題にあがる『天才と秀才』のような構図を不本意ながら再現してしまい……。気分が沈んでしまって、なかなか創作活動ができずにいました。

 もしかしたらこのまま自分は筆を折ってしまうのかもしれない、とも感じました。


 ですが、趣味でつけていた執筆記録を見返していたら、過去の自分があまりにも楽しそうで……。まだ書いていたいなと思いました。

 結果がどうこうではなく、楽しいから自分は書いていたのだと、初心を思い出すことができてよかったです。


 これまで、見通しが立たない状況で何を言えば良いのか分からなくて生存報告もできずにいましたが、「また何か書きます!」と言えるようになったため、気が変わらないうちに近況報告に参りました。

(決意表明のような、宣言のような、これから先も自分が創作活動を続けていられるためのおまじないです)



 やっと気分が晴れたのに、今度は私生活のほうがバタつき始め、ちゃんと執筆作業のための時間を捻出できるかどうか怪しいところ……(涙)

 次の作品まで、しばらく間が空いてしまいそうですが、無事にできあがったらまた文学フリマ等のイベントに参加したいです!


 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

 また、どこかで。

 夕影巴絵ちゃんと一緒に、文学フリマ札幌8に出店してきました。

 本来なら、事前にブログを投稿し宣伝するべきだったと思うのですが、その他事前準備で手いっぱいになってしまい、できませんでした……! なので、事後報告というかたちでのブログ投稿です。

 今回販売したのは、書き下ろし長編小説『水底の月』です。(あらすじ等は後ほど)

 満足に宣伝もできないまま迎えた文学フリマ当日、どうなるかと冷や冷やとしていましたが、みなさまの温かさをたくさん感じることができた一日となりました。

 『水底の月』を手に取ってくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。嬉しかったです。



【新刊『水底の月』】

 ――忘れられない夜がある。

 神羽ルラという少女の死に関わりを持つ為実凜は、その後ろめたさから、彼女の友達である常盤爾奈にも負い目を感じていた。しかし、常盤の復讐に付き合っていたある日、不思議な少女が現れ、凜に取引を持ちかける。

「神羽ルラが死んでしまったあの日を、やり直したいんでしょ?」

 探し物をしてくれたら願いをひとつ叶えると少女は言うが、彼女の欲しいものとは……? 

 神羽ルラのため、己の罪を無かったことにするため。この日から、凜の人生を賭けた『探し物』が始まった――。

 ある『忘れられない夜』によってつながっている人たちの執着や自責を描いた物語。

(228p/約87000字/A6/600円)


こんばんは。湊本宵(みなもと よい)です。

小説、短歌、詩など、さまざまなジャンルが好きで、創作活動も行っています。


この度、Twitterアカウントをつくりました。(https://twitter.com/minamo_and_)

お知らせがあるときにはサイトの記事を更新し、日常の細々としたことはツイッターで呟いていくかたちになるかと思います!


これから、よろしくお願いいたします。